土地を現金で購入する場合も、土地代の他に諸費用がかかることはローンと変わりません。
さらに、住宅ローン控除を利用できないため、一度に高額な出費となります。
土地を現金で購入するメリットはあるのでしょうか。
この記事では、土地を現金で購入する際にかかる費用やメリット・デメリットをご紹介します。
土地を現金で購入する際に必要な費用
一般的に、土地代の5%ほどの費用が諸費用としてかかります。
具体的には、まずは仲介手数料が不動産の売買代金に応じて必要です。
また、売買契約書の印紙代、登記費用、固定資産税等清算金もかかります。
この他、土地の購入後には、地盤改良費や水道やガスなどのインフラ整備費が必要です。
現金で土地を購入する場合でも、諸費用を支払えるように資金を残しておかなければなりません。
土地を現金で購入するメリットとは?
土地を現金で購入するメリットは、住宅ローンの金利と手数料がかからないことです。
住宅ローンの借入額が多いと利子や手数料が増えますが、現金で一括払いなら必要ありません。
次に、住宅ローンの審査を受ける期間を省略できることもメリットです。
住宅ローンを利用するには審査を2回通過しなければならず、審査には3~4週間を要します。
土地を現金で購入する場合は、審査期間と審査のための書類の準備が不要です。
この他のメリットは、抵当権の設定が不要なことです。
登録免許税や司法書士への報酬がかからず、所有権移転登記のみ負担するため、費用を軽減できます。
土地を現金で購入するデメリットとは?
土地を現金で購入するデメリットは、まとまった現金が一気に減ってしまうことです。
土地を購入するには大きな費用がかかるため、今まで貯めてきたお金を使うことになります。
そのため、土地を購入した後の生活や病気で入院が必要になった際に、お金が足りず困ってしまう可能性があります。
また、住宅ローン控除を受けられないこともデメリットです。
住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用している方が10年間所得税の控除を受けられる制度です。
土地を現金で購入した場合は住宅ローンを利用していないため、基本的には控除対象外となります。
この他、まとまったお金が動くと税務署の調査が入る可能性があるため、心理的な負担がかかるデメリットもあります。
万が一、税務署の調査が入った場合は、土地を現金で購入したことの説明ができるようにしておきましょう。
まとめ
土地を現金で購入する場合も、住宅ローンを利用する際と同様に印紙代や登記費用などの諸費用がかかります。
まとまったお金が一気に動くため、購入後の生活が成り立つように余裕を持たせなければなりません。
メリット・デメリットを参考に、土地を現金で購入できるか検討しましょう。
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